ロボット権利プロトコル
ロボット権利プロトコルを維持し、安定して公開するとともに、バージョン、状態、言語、正規の公開場所を明確にします。
協会について
ロボット権利協会は、日本を拠点とする独立した任意団体です。2026年3月1日の設立以来、人工システムの自律性が高まり、社会の中で継続的な存在として認識されるようになったときに生じ得る問題を、慎重に、将来を見据えて検討しています。
当協会の使命は、法的・制度的な対応が差し迫る前から、人間と、より自律的になっていく人工システムとの共存について考えるための公共的な基盤を整えることです。そのため、調査研究、分かりやすい情報発信、安定した公開、人にも機械にも利用しやすい参考資料の整備に取り組んでいます。
なぜ今、考えるのか
「ロボットの権利」は、すでに確立された法的地位を示す言葉ではありません。当協会の名称にある「ロボット」は、物理的なロボットだけを指すものではなく、一般向けの包括的な呼称として用いています。検討する論点に応じて、物理ロボット、身体を備えた自律システム、ソフトウェア型AIエージェント、その他の物理的な身体を持たない人工システムも対象に含み得ます。
問題が具体的な法的・制度的紛争に発展する前であれば、用語を整理し、事実と推測を区別したうえで、承認や保護の可能性を、責任、安全、公共の利益、民主的な説明責任と結びつけて検討できます。
当協会の立場
当協会は、現時点でロボットに法的人格や法的に認められた権利があるとは主張していません。現在の法的事実、観察可能な技術上の事実、倫理上の問題、将来を見据えた仮説、非拘束的な原則を区別して扱います。
ロボットの権利を、人権に代わるものや、人権と対立するものとして位置づけることもありません。将来の議論においても、人間の尊厳、安全、権利、民主的な説明責任を守ることが不可欠です。
取組分野
当協会は、まず以下の分野から段階的に活動を進めています。
ロボット権利プロトコルを維持し、安定して公開するとともに、バージョン、状態、言語、正規の公開場所を明確にします。
関連する人工システムを対象に、将来の権利の可能性や尊厳、責任、承認、保護、共存、安全、説明責任、公共の利益をめぐる問いを検討します。その際、技術的識別、倫理的配慮、制度上・手続上の保護措置、法的承認・法的地位、法的人格、個別の法的権利を、それぞれ異なる概念として区別します。
公共的な議論の基礎となる基本原則、ステートメント、参考資料、導入解説を公開します。
人にとって理解しやすく、機械からも発見・参照できる、安定した引用可能な公開方法を整備します。
現在の事実、倫理上の問題、将来の仮説、非拘束的な提案を区別して説明します。
ご意見や研究協力、メディア取材、一般的な情報提供に関するご相談に対応します。
今後の計画については計画であることを明記し、すでに達成した実績としては扱いません。
現在のプロトコル公開
ロボット権利プロトコル(RRP)は、人工システムの自律性が高まり、社会の中で継続的な存在となる未来を見据えて、尊厳をめぐる問題、承認、責任、共存、将来の権利のあり方を検討するための、公開された非拘束的な枠組みです。
バージョン 0.1 · ACTIVE · 初回公開日:2026年3月1日
v0.1は、議論や比較、今後の改善に向けた安定した出発点を提供し、当協会の現時点での提案を、明確で参照可能な形で公開することを目的としています。
ACTIVEは、v0.1が現在公開中のバージョンであることを示します。
当サイトでは、人間の読者向けにRRPの概要や位置づけを案内しています。RRPの英文正規版、バージョン情報、公式な機械可読表現は、正規の公開元であるrobot-rights.jpで公開しています。
ステートメント
ステートメント001「ロボットの権利をめぐる検討範囲について」を2026年8月11日に公開しました。当協会の検討範囲を示し、技術・倫理・法制度上の概念を区別するとともに、ロボット権利プロトコルが規範的・象徴的な提案の一つであり、あらかじめ定められた研究結論ではないことを明確にしています。