現行プロトコル · v1.0

ロボット権利プロトコル

ロボット権利プロトコル(RRP)は、ロボット権利フレームワークの主要な実務文書です。v1.0では、中核原則を、非拘束的な保護措置と審査要件として体系化しています。

現在の公開情報

バージョン
1.0
公開状態
現行版
公開日
2026年10月7日
フレームワーク
ロボット権利フレームワーク v1.0
法的効力
非拘束的
発行
ロボット権利協会

v0.1からの主な発展

2026年3月1日に公開したRRP v0.1は、当協会の最初の象徴的なプロトコルであり、公開議論の出発点でした。RRP v1.0は、より広いロボット権利フレームワークの一部として位置づけられた、最初の安定版です。

v1.0では、状態を伴う継続性、実質的な支配・管理、介入と保全、継続的な正当化、証拠へのアクセス、独立した審査、恣意的・不可逆的な取扱いを避けるための保護措置などを、より明確に整理しています。また、継続性があることだけで、意識、道徳的地位、法的人格、法的に認められた権利が成立するわけではないことも明確にしています。

RRPが主に扱うこと

継続性

持続的な記憶、状態、履歴、適応、関係性、獲得した能力などが、履歴に依存した意味のある継続性を形成しているかを検討します。

介入と保全

安全その他の正当な理由による介入と、その後の消去、変更、保存、移行、復元などの判断を区別して考えます。

理由と審査

重大な影響を与える判断について、理由、証拠、記録、立証負担の転換、独立した審査を機能させるための仕組みを整理します。

他の権利・利益との調整

人権、法令、公共の安全、プライバシー、セキュリティ、第三者の正当な利益を守りながら適用することを前提とします。

位置づけと利用

RRP v1.0は、自主的な参照、実装、審査のために利用できる非拘束的な規範・実務文書です。人工システムへの重大な介入について、理由、保全、証拠、説明責任、審査を整理するための共通基盤として活用できます。

フレームワークでは、定められた条件に基づく適合表明も可能です。v1.0における適合表明は、公開されたフレームワークに基づく自己表明または独立評価によるものであり、当協会が認証・認定を行う制度ではありません。

技術資料へのアクセス

この人間向けインターフェースでは、一般の読者向けにRRPの位置づけと概要を説明します。基準となる英語原文、構造化情報、バージョン情報、補助技術資料は、robot-rights.jpの機械向けインターフェースで公開しています。

RRP v1.0の全文日本語参考訳を公開しています。日本語版は参照用であり、解釈上の相違がある場合は、基準となる英語原文が優先されます。

RRP v1.0の基準となる英語原文を開く · フレームワーク・ディレクトリを開く · 技術資料の一覧を開く · RRP v1.0 日本語参考訳を開く

バージョン履歴

v1.0 · 現行版

2026年10月7日公開。 ロボット権利フレームワークを構成する資料体系を統合した最初の安定版で、現在のRRPです。

v0.1 · 旧版

2026年3月1日公開。 最初の象徴的プロトコルとして公開議論の出発点となった版です。公開履歴として保存しますが、現在のRRPではありません。

関連ページ

ロボットの権利とは

権利擁護と制度形成の全体像、法的な境界、責任や人権との関係を説明します。

協会の活動原則

協会自身の権利擁護・調査・公開を導く原則です。RRF中核原則とは別の資料です。